KardomeがReinhold Cohn Groupのスタートアップ・コンペティションで1位を獲得

Kardomeは、AIによるソースセパレーションとノイズリダクション技術により、あらゆる環境下で正確でリアルタイムな音声コマンド入力と音声出力を実現した点が評価されました。

KardomeがReinhold Cohn Group Startup Competition 2021で1位を獲得したことをお知らせします。

ラインホールド・コーングループ（RCG）は、グローバル企業と革新的なスタートアップ企業をつなぐことで、さまざまな課題を解決するスケーラブルな技術ソリューションを発見することを目的に、毎年スタートアップ・コンペティションを開催しています。

コンテストには160社以上のスタートアップ企業が応募しました。32社のセミファイナリストが、インダストリー4.0、メディア・通信、ヘルスケア、自動車・モビリティの各分野で自社の技術をアピールしました。最終選考に残ったのは8社。CoreTigo、PicUP、BioXtreme、Saccade Vision、VIIEvents、TuneFork、Click-Ins、Kardomeです。

「Kardome社のCEOであるDani Cherkassky氏は、「このような経験豊富な審査員の方々から好意的な評価を受けたことは素晴らしいことです。「このイベントを主催し、Kardome社のボイス・ユーザー・インターフェース技術を紹介する機会を提供してくれたラインホールド・コーン・グループに感謝しています。また、本コンテストのスポンサーの皆様にも感謝いたします。そして何よりも、人間と機械の関わり方を変えるために、舞台裏で大変な努力をしているKardomeチームに大きな感謝を捧げます。" 

ピッチの中でチェルカスキーは、生活のあらゆる分野で音声対話デバイスの使用が飛躍的に拡大しており、音声AIが人間と機械の間の支配的なインターフェースになる日も近いと話しました。 

しかし、背景が騒がしかったり、複数の話者がいたりする問題は、音声アシスタントや音声転写ソフトなどのVUIデバイスを使用する際の体験を低下させます。また、チェルカスキーは、音声対話デバイスが正確に聞き取れるように静かな環境を整える責任は消費者にあると指摘しています。質の低いVUI体験は、ユーザーに不満を与え、信頼感やエンゲージメントレベルを低下させます。

Kardomeの技術は、複数の音や複数のスピーカーが存在する実生活の中でVUIを機能させることができます。 

「私たちのソフトウェアは、音声技術を人々のために役立てます」とチェルカスキーは言う。

KardomeのAIによるソースセパレーションとノイズリダクション技術は、どのような環境でも正確でリアルタイムな音声コマンド入力と音声出力を実現します。位置情報に基づいたスピーチ・クラスター化技術は、複数のスピーカーがある環境でも、各人が話しているのはその人だけであるかのように扱います。Kardomeのノイズリダクションモジュールは、車の運転中のロードノイズや混雑したカフェなど、どんな困難な音環境でもバックグラウンドノイズを低減します。

ラインホルト・コーン・グループ（RCG）は、イスラエルで最も早く設立された主要な知的財産コンサルティング会社で、85年以上にわたり、イスラエルで最も有望なスタートアップ企業や主要な多国籍企業を代理しています。 

決勝大会の審査員には、RCGのCEOであるOrey Gilliam、RCGのハイテク分野の弁護人である弁理士のEhud Hausman、OurCrowdのパートナーでビジネス開発部門の責任者であるLaly David、JVPのジェネラルパートナーであるYoav Tzruya、Seagate Technologiesのエマージング製品およびソリューション部門のエンジニアリング担当副社長であるJason Feist、Schneider Electricのイノベーション担当SVPであるBarthold Veenendaal、新興企業向けサービス（EGC）のディレクターでDeloitte Catalystの共同リーダーであるYair Laronが名を連ねました。

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